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【初心者必見】YouTubeアナリティクスの見方をプロが徹底解説!再生数を伸ばす分析方法とは
YouTubeのアナリティクスを開いてみたものの、「項目が多すぎて、どこを見ればいいのかわからない」と感じた経験はありませんか?
数字の意味がわからず、つい分析を後回しにしてしまう方も多いでしょう。
本記事では、YouTubeアナリティクスで特にチェックすべき項目を厳選して紹介します。数字を成果につなげるための分析のコツもわかりやすく解説していますので、ぜひブックマークして、必要なときに見返せるようにしておきましょう。
記事の執筆・監修者プロフィール
山元 明人
YouTube運用経験5年以上で数多くのYouTube成長に寄与しておりYouTube運用のプロフェッショナル。100万再生以上、数十万再生動画など多数輩出しておりクライアントのニーズに合わせた幅広い提案を提供。
本記事の内容は、YouTube動画でも詳しく解説しています。
【ダッシュボード】>「視聴回数のランキング」で動画の順位を確認する

まず最初に確認したいのは、YouTube Studioのトップ画面「ダッシュボード」にある「視聴回数のランキング」です。ここには、直近10本の動画が再生回数順に並んで表示されます。
上位に入っている動画が多いほど、チャンネル全体の勢いがあるといえるでしょう。そのため、基本的には1位を目指す意識を持って運用することが大切です。
ただし、順位が低い動画が必ずしも悪いわけではありません。
たとえば、「転職エージェント」のようなニッチなテーマでは、再生数よりも問い合わせや資料請求などの成果につながるかどうかが重要です。
一方で、認知拡大を目的とした動画で下位が続く場合は、サムネイルやタイトル、導入部分を見直してみましょう。
【アナリティクス】>「リーチ」「エンゲージメント」でクリック率と維持率を見る
「アナリティクス」を開いたら、まず「リーチ」をクリックします。

次に、右上の期間設定を「公開後24時間」に変更しましょう。

YouTubeのインプレッション(動画が表示される回数)は、ほとんどが公開後24時間以内に発生します。そのため、この時間帯にどれだけクリックされたかが、動画の初動の勢いを左右します。
続いて「エンゲージメント」をクリックして、視聴維持率を確認します。

次に、「平均視聴時間」をチェックしましょう。
動画全体の平均視聴時間が短い場合は、動画の構成や内容の見直しが必要です。

さらに、「平均再生率」を確認します。目安は40%以上です。
この数値を超えると、YouTubeのおすすめ枠に表示されやすくなります。

また、維持率グラフにカーソルを合わせると、視聴者がどのタイミングで離脱したかが確認できます。

- 維持率が上がっている部分:話題が興味を引いている箇所
- 維持率が下がっている部分:テンポが悪い、関係のない話題が入っている箇所
こうしたデータをもとに、どの表現が伸びていて、どの構成で離脱が起きているのかを具体的に言語化していきましょう。
【アナリティクス】>「視聴者」で新規・リピーターを確認する

次に「視聴者」タブを開きましょう。
ここでは、チャンネルの視聴者層がどのような構成になっているかを確認できます。
表示される主な3つの層は以下のとおりです。
| 視聴者タイプ | 定義 |
| 新規視聴者 | 初めて動画を見た人 |
| ライト視聴者 | 過去1年で視聴月が5か月以下 |
| コア視聴者 | 過去1年で6か月以上見ている人 |
企業YouTubeの目的が「認知拡大」の場合は、新規視聴者が多いほうが理想的です。
一方で、リピーターが多いチャンネルは、ファン化が進んでいる証拠でもあります。
理想的なバランスは、新規が約6割、リピーターが約4割程度。
この割合を意識しながら、動画のテーマや内容を調整していきましょう。
【アナリティクス】>「視聴者」>「視聴者がYouTubeにアクセスしている時間帯」で投稿時間を分析する

同じ「視聴者」タブ内にある「視聴者がYouTubeにアクセスしている時間帯」も重要なチェック項目です。
グラフの色が濃いほど、その時間にYouTubeを見ている人が多いことを意味します。
たとえば、月曜日の夕方〜夜に色が濃い場合、その時間帯に動画を投稿することで再生数を伸ばしやすくなります。
視聴者がアクティブな時間に投稿することで、おすすめ表示される確率が高まり、初動の伸びにもつながります。
5.【アナリティクス】>「視聴者」>「年齢と性別」を確認する

「年齢と性別」は、自社が想定しているターゲット層と、実際に動画を見ている視聴者層が一致しているかを確認する項目です。
このデータを分析することで、チャンネルの方向性が適切かどうかを判断できます。
もし想定より若い層や異なる性別の視聴者が多い場合は、テーマや話し方、デザインのトーンなどを見直す必要があります。
また、アナリティクスではロング動画とショート動画を分けて分析できます。それぞれ目的が異なるため、活用の仕方も変わります。
- ロング動画:企業の信頼性を高めたい場合に効果的。専門的な内容や事例紹介など、じっくり見てもらう動画向き。
- ショート動画:新規層へのリーチを狙う場合に最適。短時間で印象を残す構成にすることで、認知拡大につながる。
この項目を活用して、狙いたい層に合った動画タイプの比率を調整していきましょう。
【アナリティクス】>「視聴者」>「デバイスの種類」で問い合わせにつながる導線を最適化する

「デバイスの種類」では、視聴者がどの端末で動画を見ているかを確認できます。
視聴環境を知ることで、視聴者が行動しやすい動画設計に改善できます。
| デバイス | 特徴 | 改善のポイント |
| スマートフォン | 視聴者が最も多い | 概要欄のリンクを見やすく配置し、次の行動(問い合わせ・資料請求)につなげる |
| パソコン | ビジネス利用が多い | 自社サイトへ誘導するボタンや説明をわかりやすく入れる |
| テレビ | 概要欄を開けない | QRコードを画面に表示して、問い合わせページへアクセスしやすくする |
たとえば、ルームツアーや工務店などのチャンネルは、テレビで見られる割合が高い傾向があります。テレビ視聴の場合、概要欄のリンクをクリックできないため、QRコードを動画内に表示するのが効果的です。
【アナリティクス】>「視聴者」>「視聴者が見ている他のチャンネル」でリサーチする

最後に確認しておきたいのが、「視聴者が見ている他のチャンネル」です。
ここでは、自分のチャンネルを見ている人が、普段どんなチャンネルをよく視聴しているのかがわかります。
このデータを活用すると、視聴者の興味や関心の方向性を把握できます。
たとえば、自分のチャンネルと似たジャンルのなかで再生数が多いチャンネルをチェックすれば、どんなテーマ・タイトル・構成の動画が伸びているのかを知ることができます。
その傾向を参考にして、自分の動画の企画や切り口を調整すれば、再生数が伸びる可能性が高まります。競合チャンネルを研究することは、動画の方向性を見直すうえで大切な分析です。
まとめ:アナリティクスは7項目だけ見れば十分
YouTubeアナリティクスには多くの項目がありますが、今回紹介した7つを定期的にチェックするだけで、再生数が伸びる企画テーマや構成、投稿時間の傾向がはっきり見えてきます。
数字をただ眺めるのではなく、「どの部分を改善すれば伸びるのか」を具体的に把握できるようになると、チャンネルの成長スピードは大きく変わります。
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