企業YouTubeでやりがちな5つの誤解|成果を出すための正しい運用法

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企業YouTubeでやりがちな5つの誤解|成果を出すための正しい運用法

企業のYouTube運用で成果を上げる近道は、「何をしないか」を知ることです。

ビーヘルシーはこれまで、数多くの企業チャンネルの立ち上げや運用を支援してきました。そのなかで、「こうすれば伸びると思っていたのに、実は逆効果だった」というケースを数多く見てきました。

本記事では、その経験をもとに、企業YouTubeを運用する際に避けたい5つの誤解を紹介します。

現在の取り組みを見直し、成果につながる方向へ進むためのヒントとしてお役立てください。

記事の執筆・監修者プロフィール

株式会社ビーヘルシー
株式会社ビーヘルシー マーケティング事業部 第一局 局長
山元 明人

YouTube運用経験5年以上で数多くのYouTube成長に寄与しておりYouTube運用のプロフェッショナル。100万再生以上、数十万再生動画など多数輩出しておりクライアントのニーズに合わせた幅広い提案を提供。

本記事の内容は、YouTube動画でも詳しく解説しています。

誤解1.カメラ機材への過度な投資

「映像をよりきれいにしたい」という理由で、高価なカメラを購入するケースがあります。

もちろん予算に余裕があれば問題ありませんが、企業YouTube運用においてカメラ機材の優先度はそれほど高くありません。

私たちも撮影では、「DJI Osmo Pocket 3」のような小型カメラを中心に使用しています。

近年はコンパクトなカメラでも性能が大きく向上しており、十分に高品質な映像を撮影できます。

限られた予算を投資するなら、ピンマイクなどの音声機材や、編集の質を上げる外注費、サムネイルを依頼するデザイナーへの費用に充てるほうが効果的です。そして、最も時間をかけるべきは「企画」です。

どれだけ機材を整えても、企画やリサーチの質が低ければ再生数は伸びません。

動画を伸ばす目的を、「問い合わせの獲得」として設計することが、企業YouTubeの成功のポイントです。

誤解2.再生回数を追い求めすぎる

YouTubeでは「再生回数が多いほど良い」と思われがちですが、企業チャンネル運用の最大の目的は集客や採用など、事業成果につなげること

そのため、本当に意識すべきなのは、「誰に見られたか」です。

再生回数だけを追うと、ターゲットではない層に動画が届いてしまい、結果的にチャンネルの目的からズレてしまうことがあります。

もちろん、認知拡大を目的とするBtoCビジネスなどでは例外もありますが、多くの企業にとって重要なのは、質の高い視聴者を集めることです。

なお、私たちは動画を3つの目的に分けて考える「3H戦略」を採用しています。

Hero コンテンツ認知拡大が目的。ターゲット外も含めて広くリーチする。
例:1日密着企画など、強い企画性で広い層に届ける
Hub コンテンツターゲットに近い層へ、興味を広く拾う内容。
例:不動産なら「持ち家か賃貸か」など。教育要素があり比較的広い層に届く。
Help コンテンツ完全にターゲット向け。ノウハウや専門情報に特化した内容。
例:不動産投資の具体解説動画など。

企業のYouTube運用では、Heroコンテンツだけでなく、Hub・Helpコンテンツのバランスを取ることが重要です。

誤解3.サムネイルのデザインのみにこだわる

サムネイルでよくある失敗は、デザインが良いチャンネルを真似して、文言だけ自社仕様に置き換えることです。

もちろんデザインも重要ですが、クリックを決める最大の要素は「言葉」です。

伝えたいことを、ただ並べるだけではクリックされません。視聴者の立場に立ち、「どんな言葉なら思わず押したくなるか」を考えることが、成果を大きく左右します。

サムネイルに盛り込むべき主な要素は次の3つです。

  • 権威性が伝わる言葉
  • クリック意欲を高めるパワーワード
  • ターゲットが求めている具体的なワード

この3点を満たしたうえで、文字が読みやすく見えるデザインを整えることが大切です。

誤解4.毎日投稿しないと伸びないという思い込み

企業チャンネルでは、投稿頻度よりも1本の動画の質が成果を左右します

たしかに、毎日投稿が結果につながるケースもあります。

ただしそれは、演者の人気や話題性で視聴者を惹きつけられるチャンネルの場合です。

企業YouTubeでは、知名度やキャラクターよりも、動画の内容・構成・情報の質が重要です。

そのため、1本ずつ丁寧に仕上げることにリソースを充てたほうが、長期的な成果につながります。

誤解5.広告で伸ばそうとする

広告をうまく活用すれば、一定の再生数や認知を獲得できます。

ターゲットを絞って配信できる仕組みも整っているため広告そのものが悪いわけではありません

ただし注意したいのは、広告に頼りすぎること

広告経由の再生が多いチャンネルは、YouTubeの「おすすめ」や「関連動画」で露出されにくくなります。

結果として、広告を止めると再生が伸びなくなる依存状態に陥りやすいのです。

理想は、YouTube側が自動的におすすめしてくれる動画をつくること

ターゲットの興味を的確に捉え、自然にクリックされる動画が増えれば、オーガニック(自然流入)で再生される仕組みが生まれます。

まとめ:企業YouTubeの伸ばし方を見直しましょう

YouTubeは、短期で成果を競う場ではなく、継続的に価値を届けるための育成型メディアです。

視聴者との信頼を着実に積み上げることで、結果として再生や問い合わせが伸びていきます。

今回の内容をヒントに、運用方針を一度立ち止まって見直す機会にしてみてください。

ビーヘルシーでは、これまで幅広い業種の企業様に対して、YouTubeチャンネルの立ち上げ・運用支援を行ってまいりました。

「ちょっと相談してみたいな」と思われた方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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